2023年度解答速報
例年通り、非常に基本的な出題であった。 昨年は、大問Ⅱ(空所補充)が10問、大問Ⅲ(整序英作文)が10問であったが、今年は大問Ⅱ(空所補充)が15問に増加し、大問Ⅲ(整序英作文)が5問に減少した。
【大問Ⅰ】 本文中に特に難解な部分もなく、設問もパラグラフの展開に沿って構成されているため、難易度は極めて易しい。全問正解したい。
【大問Ⅱ】 読解問題というよりは、ネクステや英頻1000レベルの単発の文法問題の集合という感じの問題。全体はサッと読み流しながら、空所の周辺の文を確認すればほぼ解答可能。このように内容一致が含まれない長文問題は、読み方に緩急をつけ時間をかけ過ぎないように留意しよう。 間違える可能性があるとすれば20だろうか。ここは基本単語の解釈を文脈に合わせて行わないの行けないのでやや難しい。 また、15のthough/althoughの差異(倒置の用法の有無など)は良く出題されるので再度テキストなどを確認しておこう。
【大問Ⅲ】 Part 1 例年、青山の整序英作文は構文・熟語系の出題が多い。 整序の鉄則は文構造を意識し、動詞を中心に構成を考えることであるが、選択肢から構文・熟語を導ける場合はますそれらを組み立てて選択肢を減らしておくと楽である。 28のHow come+平叙文~?とWhy+疑問文~?の違いは頻出。また、I would appreciate it if~の表現も頻出なのでしっかり復習しておきたい。
Part 2 基本的な文法問題。 こちらも33、34などは文法問題集に必ず掲載されている重要表現。
【大問Ⅳ】 こちらも紛らわしい選択肢はほぼ皆無。確実に得点したい。