高卒生
慶應(文)・早稲田(人科)・明治・学習院・法政他
- 自分は、高三の8月に部活を引退してから受験勉強がなんとなく始まり、どこかしら受かるだろうという根拠のない自信を持って試験に臨んだ。
もちろん、全落ちだった。
自分ではそこそこ頑張ったつもりでいたので、落ち込んでいたせいか、3月は体調を崩したこともあった。
3月中旬、友人が通う大手予備校に自分もとりあえず通えばいいのかといった状態だったが両親に「中途半端な気持ちで浪人はするな。」と言われ、自分が一年間真剣に向き合える塾を探した。
動画を見まくって見つけたのがDoITだった。今思うと、浪人生活に入る前、大手予備校には行かず、でもどうしたらいいか思い悩んだことで良い選択をできたのかもしれない。
DoITでの浪人生活を振り返って自分が伝えたい3点を書く。
1つ目は、速読即答について
自分はこのシステムに惹かれて、DoITに入ったと言っても過言ではない。中高6年間、論理に沿って自分の意見を言ったり発表したりする力がまるでなかった自分は、最初はかなりこの授業に苦戦した。
先生からの質問に単刀直入に答えを出せなかったり、遠回しな言い方をして誤魔化してみたり、わけのわからない日本語で回答したり、学力どうこう以前の問題がたくさんあった。
速読即答は、誤魔化しを一切許してくれなかった。
何度も何度も自分の中で試行錯誤して、あがいていくうちに、ようやく猿レベル(佐藤先生のお言葉)から脱出し、受験生に真っ当な力を獲得できたんだと思う。
先生のおかげしかない。
2つ目は、DoITの仲間の存在だ。
DoItは早慶合格が目標であるがその壁ははとても高い。目標を目指す過程の中で何度も心が折れそうになった。今年もどこも受からないのではないか。過去問が全然合格基準に届かない時は心臓が痛かった。
でも。そんな中、自分を救って、気持ちを奮い立たせてくれたのはDoITの仲間だった。
朝礼でみんなの顔をみたり、Studyplusで勉強記録を共有したり、自習中にみんなの頑張る姿を画面越しでちらちらと見たり、時には授業や自習の合間に何気ない会話をすることで、1年間頑張ることができた。DoIT生には感謝しかない。
また、週に一度の面談によって自分の勉強方針、方法が間違ってないか修正を加えていただいたことは、本当に良かった。
自分は、家で一人で勉強していると出来た気になったり、ちょっとした点数を取れたらすぐに調子に乗ったりしてしまうので、そのような時に、客観的な視点でアドバイスをもらえたことは、結果を出すための勉強に導いてくれた。
3つ目は、浪人生活を通して自分自身を見つめ直すことができ、自分を知れたことだ。
浪人期間中何度も自分の未熟さを痛感した。誘惑に負けてしまう自分、1つの結果に一喜一憂してしまう自分、時として人に対する態度を軽んじてしまう自分、自分のダメな部分を突きつけられた。
正直、現役でなんとなく合格し、大学に通っていたら弱い自分に気づけなかったと思う。
自分の人生の中でここまで追い求めたことはなかったし、それを達成したこともなかった。早慶合格という目標を目指す価値は十分にある。そして、その目標達成のために、DoITに是非入って受験勉強をしてほしい。
DoITはオンラインの塾だが、オンラインにしかない強みも沢山ある。寧ろ、自分はオンラインだからこそ合格を勝ち取ることができたのかもしれない。
最後に、DoITの先生方、チューターの方々本当に1年間お世話になりました。
僕はこの塾を誇りに思っています。