高卒生
早稲田(人科)他
- 合格体験記
- 大学に入ってから何をしたいのか。その先の人生に向けて何をやるべきか。そういったことについて、この浪人生活では色々と考えることになりました。DoITという塾に入って一番変わったことは、自分の人生を自分で考えるようになったことです。現役時、私は良い大学に受かればその後の人生も良い方向にいくものだろうと考えていました。本当に「大学受験がゴール」となってしまっていました。このような安直な考えで受験の結果が良くなることは当然なく、浪人が決まっても、どこか主体性に欠ける日々を過ごしていました。そんな私が変わることができたのは、DoITの速読即答と面談という二つの指導形式に出会うことができたからです。
DoITの速読即答では、単なる大学受験対策の域を超えて、その先の就職活動、仕事や経済の話に至るまで、問い掛けられる内容が多岐に渡っています。自分の考えていることのレベルや、普段どのように過ごしているのかがはっきりと分かります。何も考えていなかったがゆえに、満足に答えることができていなかった私と比べて、周りの人達は的確な返しができていました。その時に本当に意味で、受験生として最低のレベルにあることを私は痛感しました。そこから、そもそも日本語を知らないことが自分の弱点であると思い、せめて日本語だけでも扱えるようになりたいと考えるようになりました。日本語の意味を考えることは、様々な教科の土台となり、自分の学力を大きくレベルアップさせてくれました。
また、DoITでは週に一回の定期的な面談があります。言葉で説明することが苦手であった私でしたが、面談担当は現代文の先生でした。まずは、課題文における一文一文がどういう意味なのかを全て説明することから始まりました。そうした説明を繰り返していく内に、段々とスムーズに本文の趣旨が分かることが増えていきました。国語は偏差値30台から始まったのですが、今年の受験では得点源になってくれました。それも、速読即答と面談の二つのシステムのおかげだと思います。
最後に、これから大学受験を経験する皆さんのために改めてお伝えしたいことがあります。それは「大学受験がゴールではない」ということです。最終的に志望校に合格することは素晴らしいことだと思います。しかし、それで人生が全て決まるわけではありません。結局、自分の人生について主体性を持って考えるということができないままでは本当に困ったことになってしまいます。是非、この大学受験をきっかけにして、今後の人生についてもしっかりと考えられるようになると良いと思います。これは自分自身の体験を通して、心の底から言えることです。かく言う私も、最初は本当に何も分かってはいませんでしたが(笑)。
浪人時代は、DoITでしっかりとした土台を作ることができたと思っています。これから先の人生にも、この一年の経験を必ず活かしていきます。
ここまでお時間を取って読んで頂き、ありがとうございました。