現役慶應生による、朝勉強のすゝめ
こんにちは!慶應義塾大学文学部1年の竹内治人です。
突然ですが、みなさんは朝勉強をしたことはあるでしょうか。
私自身、浪人生時代の1年間、毎日実践していた朝勉強。
今回はこの朝勉強について、私自身の経験も交えながらお話ししてみようと思います。
朝勉強はいわば、よく巷で言われている「朝活」の一環です。
朝活はよく人生を豊かにするなんて言われますが、朝勉強も同様に、受験においてポジティブな効果をもたらします。
朝勉強は1日の勉強のモチベーションを上げます。朝勉強ができれば1日のスタートを気持ちよく切れます。また早起きもそうですが、早起きした時間を使って勉強できれば達成感があります。
そしてこの朝勉強は、私が長時間勉強出来た一因にもなっています。受験においてはいかに他の受験生と差をつけられるかが鍵になってきます。みんながみんな同じ時間・同じ勉強をしていたのでは、成績はそれなりに上がってそれなりの所にはいけるかもしれませんが、早慶となるとそうはいきません。自分なりに日々考えて工夫して、自分なりの勉強スタイルを見つけることが求められます。
話を戻すと、私は他の受験生と少しでも差をつけるために朝勉強を実践していました。また、これは私が朝勉強をしていて実感したことですが、早起きして勉強していると謎の優越感に浸れます(笑)。他の受験生が寝ている間に勉強している自分を想像してみてください。人より早起きして人より長く勉強しているんです。これはみなさんの自信になり、結果的にモチベーション維持となるでしょう。
そして辺りは真っ暗で森閑とした朝。そうした朝の早い時間であれば、自分の生活に他者からの影響を受けにくく、静かな環境で勉強ができます。
勉強を効率良く進めていくためには集中力が不可欠です。また、限られた時間だからこそ、その時間は「集中して効率よく勉強しよう」という意識が働きます。「いつまでにこれを終わらせよう」というものがあれば、人はここ一番の集中力を発揮するものです。
よく朝は生産性が高まるなんて言われますが、これは「限られた時間を有効活用しなくてはいけない」という意識が働くからです。周りからの刺激を完全にシャットダウンして静かな環境に身を置くことができれば、集中して勉強に取り組めることでしょう。
朝勉強は正直キツイです。ましてやそれを1年間毎日続けるには、相当な根性と覚悟がなくてはやっていけません。この朝勉強も私がよく言っている習慣の一環です。最初はキツイですが、慣れるまでの辛抱です。物は試しです。1日でもいいので実践してみてください。
人によっては「夜の方が朝より集中できる」とか、「早起きは苦手だから」という人もいると思います。それもありです。私には朝勉強が合っていただけです。勉強のスタイルや習慣は人それぞれです。
ただ、人と同じことをしていたら合格できませんし、人としても成長できません。決められたことや言われたこと以上のことをやることが、今の社会では求められます。朝勉強に限らず、自分にあった勉強スタイル・習慣を確立してみてください。