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早稲田大学文学部・文化構想学部対策

こんにちは。DoITの茂神です。
今回は早稲田大学の文学部・文化構想学部の対策を英語を中心にお話します。
実は自分も文学部(当時は第一文学部)に在籍していました!
OBとしてやや贔屓目になりますが、是非最後までご覧ください。


1. 文学部・文化構想学部とは

文学部・文化構想学部が設置されている戸山キャンパスは、通称「文キャン」と呼ばれています。大隈講堂がある早稲田キャンパスとは離れているものの徒歩5分程度。
東西線早稲田駅からは戸山キャンパスの方が近いです。また、入学式などの式典を行う早稲田アリーナ、サークル部室などが入居する学生会館(30号館)も戸山キャンパス内にあります。

文学部・文化構想学部は2007年に旧第一文学部と第二文学部を再編する形で生まれました。
文学部は従来通り「人文学・文化学」に主眼を置いた学部であるのに対し、文化構想学部は「文化の発信・発展」に主眼を置いた学部となっており、より学際的・横断的なカリキュラムとなっています。
「出版・マスコミ系なら文構」と言われる所以がこの辺りにあります。

2. 文学部・文化構想学部の入試制度

文学部・文化構想学部とも、英国に1.5倍の傾斜配点がなされ、言語系科目重視の入試であることが分かります。このような特性から、日本史・世界史など現役生と浪人生で大きく差がつきがちな暗記科目のインパクトは小さくなり、地歴学習に十分な時間を割きづらい現役生でも十分勝負できる試験となっています。入試制度自体もほぼ同一となっており、日程が許す限り併願受験がおススメです。
さらに英語4技能型も併願が可能であり、所定の試験・スコアを所持していれば、ますます可能性を高めることが可能です。

入試問題配点英語国語選択
文学部75点75点50点
文化構想学部75点75点50点

また、試験内容については、問題構成において国語と選択は若干の違いがあるものの、英語は完全に同一形式となっており、早稲田の中で一番対策を共通化しやすい学部と言えます。
↓実際に以下のアンケートから多くの受験生が併願していることが分かります。また早稲田大学公表のデータからも文学部と文化構想学部の併願が一番多いことが分かります。

 

3. 恐怖の得点調整(標準化)…どのくらいとれればいいの?

早稲田の得点調整ですが、毎年の難易度に関わらずおおむね調整後65%前後がボーダーとなるように設定されているようです。赤本などの合格最低点はすべて得点調整後の値であるため、「素点でどのくらいとれれば良いのか?」という目安は以下を参考にしてください。
※早稲田の過去の入試の平均点(素点)などはこちらから確認できます。赤本などに掲載されている3科合計の合格最低点ではありませんのでご注意ください。

▶3科平均105点前後:68%程度
▶3科平均110点前後:70%程度

▶3科平均115点前後:72%程度
▶3科平均120点前後:74%程度

▶3科平均125点前後:76%程度
▶3科平均130点前後:78%程度


もちろん、各科目の内訳などによっても多き変動する可能性はありますが、おおむね目標値としては三科でまんべんなく75%程度を得点できるようになると安心でしょう。

実際に、DoITの早慶豪華者の過去問得点率平均は以下のようになっています。

 

4. 英語の解法

英語の問題は文学部・文化構想学部ともに同一形式である上、大問Ⅴの要約問題が2017年より簡単な形式に変更された以外は、2007年の募集開始以来ほぼ変更が無いため、かなりの回数の練習が可能です。

詳細は以下の動画をご覧ください!

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