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早慶上智GMARCH 多様化する私大入試

こんにちは、茂神です。 本格的に受験に向けて学習を始めた高3生、受験を意識し始めた2年生に向けて、多様化する難関私大入試について全体像を解説します。

【早稲田】
基本的には従来の3科目入試形式を踏襲しつつも、一部学部で英語検定利用入試、共通テスト利用入試を導入しています。
2021年の政治経済学部の入試制度変更は、明らかに国公立大学(東大など)併願者の獲得を狙ったものかな?と考えています。
また、社会科学部では2025年より共通テストを独自試験を組み合わせた形式に変更されます。

【慶應義塾大学】
こちらも基本的に従来の入試制度を踏襲。 英語、小論文、選択科目。
いや~、全くブレない硬派な路線大好きです。
「どうしても早慶に行きたい!英語と選択は得意だけど現代文が…」という方はぜひ慶應受験をお勧めします。
慶応小論文は半年程度しっかり指導を受ければ、合格レベルの実力を養うことができます。
過去の受講生でも現代文偏差値40で合格した例はあまた存在します。

【上智】
かつての3科目型入試から大きく路線変更し、
①TEAPスコア利用方式(TEAPスコアと教科・科目型の独自試験)
②学部学科試験・共通テスト併用方式(共通テストと思考力・論述力系独自試験)
③共通テスト利用方式(共通テストのみで判定)
となりました。
このような入試制度の変更により早慶の併願としての需要は低下していましたが、昨年度より③が追加されたため、早慶志望者は再び選択肢に入れやすくなりました。

【GMARCH併願戦略】
特に早稲田受験者は、3科目型試験をメインとしている
・明治
・中央
・学習院
・法政 などが併願しやすいでしょう。
さらに、学習院・法政は入試問題の学部間差異も少なく、早慶の併願校としては申し分ありません。
また、大きく入試制度の変更を行った青山学院大学も、全学部および経済学部は従来の入試方式を踏襲しているため、選択肢に入るでしょう。

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