「早稲田大学 人間科学部」って、何を学ぶトコロなの?
みなさん、こんにちは!
早稲田大学 人間科学部 三年の高橋です。
私からは、早稲田大学 人間科学部の受験を考えている方に向けて、数回に渡って「人間科学部の実態」をお伝えしていきたいと思います。
第2弾は「人間科学部は、一体何を学ぶトコロなのか」について、お伝えしていきます。
この記事が少しでもお役に立てれば、幸いです。
結論は「興味がある分野がない人は、人間科学部が超絶オススメ!」ということです。
「将来、△△のような仕事に就きたいので、大学では〇〇が専攻できるトコロに行きたい!」
というように、行きたい学部が明確にある受験生の方もいるかと思います。
しかし、特に行きたい学部がないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方には「人間科学部」がオススメです!
人間科学部は「人間環境学科・人間情報学科・健康福祉科学科」の3学科に分かれています。
しかし、「授業は全学科共通」となっています。どういうことかと言うと、人間環境学科に入学しても、人間情報学科・健康福祉科学科の授業を受けることができるし、他も然りなのです。
学科の垣根がなく、自由に履修を決定することができるため、様々な学問に触れることができます。そのため、自分の興味が湧く学問を探すことができるはずです。その意味では、以前に今井さんが紹介していた「慶應義塾大学 総合政策学部」と似ている学部ですね!
また、4年間で同じ分野のことを学び続ける訳ではないため「ワクワクして入学してみたら、自分が思っていた学部と違った!」「全く興味が湧かない学部に入学してしまい、単位を落としまくる!」といったことも少ないと思います。
また、人間科学部の学科倍率は、人間情報学科・人間環境学科が高く、健康福祉科学科が低くなる傾向があります。その理由の一つに「大学で4年間も福祉を学ぶの嫌だな…」と考えて、多くの受験生が健康福祉科学科避けていることが挙げられます。しかし、実際には健康福祉科学科に所属しながら、福祉について一切学ばない生徒もいるくらいなのです。なので、学科については全く気にせずに受験してもらえるとイイと思います。
そして、人間科学部は「文理融合学部」として設立されました。文系受験で入学しても、理系分野のことを学ぶことができるもの魅力の一つです。(例:解剖学・・生物学・化学・気象学・臨床医学・建築工学・データサイエンス・物理・プログラミング etc.)
私は、健康福祉科学科に所属しています。一例として、私が3年間で履修した授業を列挙しておきます。幅広く、様々なことが学べる学部であることが伝えられれば嬉しいです。
【私の3年間の履修科目】
文学 , ものづくりの技術論 , 倫理学 , 自然人類学 , 社会学 , 歴史学 , 人間行動学 , 現代社会と福祉 , 学習・言語心理学 , 環境動機付け論 , 福祉サービスの組織と経営 , 障害者・障害児心理学 , 家族社会学 , 都市社会学 , 経済学 , 政治学 , オリエント史 , 劇場認知科学 , 建築人間工学 etc.
以上が「人間科学部は、一体何を学ぶトコロなのか」についてでした。
次回は「人間科学部のゼミ活動」についてお伝えしていきたいと思います。