過去問復習ノートを作ろう!
こんにちは!慶應義塾大学総合政策学部1年の今井です。
前回のブログの中で、「10月~11月の心構え」というテーマで、アウトプット系の勉強の際に必ず行うべき「1.問題を解く→2.採点する→3.復習する」という一連のサイクルを紹介させて頂きました。
今回は、その中で最も重要である一方疎かにしがちな「復習」についてスポットライトを当てていこうと思います!
当たり前のことですが、余裕がある方は一度眼を通してもらい、残り3ヶ月より効率良く勉強に取り組みましょう。
ところで、受験生の皆さんは復習をどのように行なっていますか?
復習をしていなかった人も中にはいると思いますが、大半の人が解説を読んだり、間違った問題に印や付箋を付けたりと、様々な方法で復習をしていると思います。私自身も解説は勿論、復習の際にあらかじめコピーしておいた英語の長文問題の該当箇所に蛍光ペンを引いたり、その前後の文構造を書き込んだりしていました。
ただ、今回おすすめしたいのが、これらの復習方法に加えて復習ノートを作ることです。特に受験まで残り3ヶ月のこの時期に頻繁に取り組むであろう過去問演習の際には、復習ノートの活用を強く推奨します。
その理由として・・・
① 自分が解けていない量だけを可視化できる
② 手を動かす作業が増える
③ 受験日までメイン教材として使い続けることができる
といった事が主に挙げられます。
当然、解説を読んだり、間違った問題に印を付けたりするだけでも、その瞬間は問題に対する理解が深まり、大いに意味のあることではあります。しかし最も重要なことは、入試本番までに一度間違えた問題を覚えているかどうかです。ここに注意して、復習方法を考えてもらいたいです。
さらに多くの場合、これらオーソドックスな復習方法”だけ”で復習を済ませてしまうと、この時期でも時間を確保すべきインプットの時間が足りません。そのため、自分に合うと感じた人は極力復習ノートを活用すべきだと思います!
また、一概に復習ノートを作るといっても作り方は人それぞれでしょう。見返した際に一問一答形式が好きならば暗記ペンで覚えるのも良いですし、実際の問題を見返しながら復習したい方は該当問題をノートに貼り付けて書き込むことも良いと思います。とにかく、自分に合ったやり方を早めに見つける事がベストです!
ただ、復習ノートに書き込む際に意識して欲しい事が一つだけあります。それはケアレスミスだと自分が感じた問題こそ復習ノートに書き込んで欲しいということです。自分の頭にインプットできていたにも関わらず、うまくアウトプットできなかった問題を解けるようになることが正答率を上げる一番の近道です。復習ノートに間違えた問題を書き込む際は見栄を張らずに自分の実力と真摯に向き合ってください!
今回は以上になります。次の担当回ではこの時期におけるインプットの重要性について発信しようと思っているので、ぜひ見ていただけると嬉しいです!