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ながら勉強はアリ?

こんにちは!慶應義塾大学総合政策学部1年の今井です

私は部活やキャンパスに行くのに1時間以上電車に揺られながら通学をしているのですが、時々電車内で勉強をしている学生を見かけます。皆さんも定期テストや受験の季節になるとそのような光景に出会うことがしばしばあるはずです。そこで、今回は「ながら勉強」について触れていこうと思います!

ところで、ながら勉強といえば、先程のような電車に乗りながらの勉強であったり、音楽やラジオを聴きながら勉強であったりといったものを良くやりがちですよね。私の友人の中には、お手洗いの際にも単語帳などを持ち歩いて勉強していた猛者もいました笑。

当然、私も受験生の頃には例に漏れず、ながら勉強をしてきました。そのため、ながら勉強には比較的肯定的なのですが、ながら勉強にはデメリットも付き物であることをお伝えしたいです。例として、テンションを上げるために音楽を聴きながら勉強していたはずだったのに、気付くと時間ばかりすぎていて勉強がまったく捗っていなかった経験がある人は多いのではないでしょうか。

そこで、ながら勉強をする時、特に気をつけてほしいことをあげようと思います。

それはズバリ勉強内容時間です!

その理由として、ながら勉強には適している勉強と適していない勉強があるからです。

例えば、単語帳などの暗記物の方が現代文演習や英語の長文読解より、ながら勉強に向いていると感じる人が多いのではないでしょうか。それは、演習系の勉強において文脈理解が重要であるが故に、一問を解くのに時間がかかったり、筆記用具がないとできなかったりするものが多いことが原因の一つに挙げられます。特に過去問演習の際は絶対に「ながら勉強」は避けましょう。過去問演習時にそういった取り組み方をしてしまうと1年分の過去問が台無しになってしまいます。

また、暗記系の科目を電車内で勉強したり、音楽を聴きながら勉強したりする時には個人的におすすめしたいことがあります。それは、ながら勉強をする時は隙間時間にすでに暗記しているところの確認作業をメインに行うということです。

暗記系の科目を学ぶ際に、新出用語の暗記は多くの受験生がきちんと時間をとって行なってくれるのですが、暗記した知識を繰り返し見直して知識の定着をすることを疎かにする人が多くいます。覚えていることをわざわざ何回も見直さなくても良いと考えている人もいるかと思いますが、繰り返し見直すことで、反射的に知識が思い出せるようになったり、日本史・世界史の場合ではテキストのどこら辺にその用語が書いてあって、前後にどんな出来事が書かれてあったかを思い出せるようになったりします。そのため、受験生には反復作業を怠らないで欲しいです。(特に浪人生)

とは言いつつも、こういった確認作業をわざわざ机に座って勉強をしているときに何時間も行うのは勿体無いので、ながら勉強をこういった勉強をする際に活用するのはいかがでしょうか。

今回は以上になります。勉強は当然机に座って黙々と勉強をする時間が中心にはなりますが、ながら勉強も定期的に取り入れるなどして効率よく勉強できると、ダレることなく勉強を継続できるはずです!

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