小論文の解く際に
こんにちは!慶應義塾大学総合政策学部1年の今井です。
今回はタイトルにもある通り、小論文を解く際に私が意識していたことや皆さんに心がけてほしいことを紹介しようと思います。理路整然とした文章を書くことはとても難しく、私自身も苦手ですが、苦手というだけで小論文という科目を敬遠することは勿体無いので、ぜひ参考になる部分があれば目を通していただきたいです!
その1:まず時間内に書き切ろう
当たり前のことですが、まず小論文を時間内に書き切ってください。このことを聞いて、一定数当たり前すぎる事だと馬鹿にする人がいると思いますが、要注意です!
やはり、本番になると良い意見が浮かばなくなり、自分が大問ごとに設定していた時間をオーバーした結果、最後の問題を書ききれなかったというのはよくある話です。最後まで書ききれていない答案はどうしても点数が低くなる可能性が高いですし、書ききれなかったことが原因で今までの努力が水の泡になってしまうのは絶対に避けなければいけないことなので、必ず時計と相談しながら小論文を解いて欲しいです。
その2:解答用紙に書き込む前に整理しよう
小論文を書いていて、途中で「あれ、何を主張したかったんだっけ?」といった事態に陥ったことがある人は一定数いるのではないでしょうか。そういった方におすすめしたいのが、解答用紙に書き込む前に問題用紙にメモ書きをするということです。
理想は問題用紙に解答を全部書いてから解答用紙に書き写す形ですが、本番はそのような時間の使い方ができるほど時間に余裕がないので、段落構成・主張・反対意見・具体例くらいはどのような順番でどれくらいの字数書いていくかを問題用紙にメモ書きをしながら決めておくと、小論文全体が支離滅裂になったり、途中まで書いていた解答を全部消して書き直したりといった状況は減るはずです!
その3:自分の主張をはっきりさせよう
課題文が提示されている形の問題では、課題文の要約や、課題文と同じ主張をなぞる形の小論文に終止しがちです。ただ、そのような文は当然よくありません。
課題文の筆者の要約は少量にとどめ、その意見に賛成なのか、反対なのか、立場を明確にしましょう。さらに、その意見に至った理由も相手に伝わりやすく説明していきましょう。その際に、私が受験した慶應義塾大学総合政策学部などは、資料の中にデータが含まれていることが多いので、有効活用できるとより明快な主張になるはずです!
独創的な主張を書くことを意識するあまり、根拠や理由が希薄になってしまう人もいるので、第三者が読んでも簡単に理解できる小論文を書くことを心がけていけると良いですね。
当たり前のことも多いですが、この3つのポイントは小論文を解く際に守るべき最低条件に近しいものです。そのことを意識して分かりやすく、理解しやすい小論文を書いていきましょう!