高卒生
慶應(文)・早稲田(人科)他
- 合格体験記
- 私が浪人をして早慶に合格できた大きな要因に1年間継続して勉強できたことがあると思います。何かを1年間もの間継続することはそう簡単ではありません。ましてやそれまで勉強の習慣が全くなく、1年間まともに継続して勉強した経験がなかった私にとっては生半可な気持ちでは到底達成できないものでした。
ですが、佐藤先生を含めDoITの先生方の鼓舞もあり、スタディプラスでの勉強時間で4月から記録を始めて、結果として約4600時間勉強することができました。勉強した時間に関しては他のどの早慶受験生よりも勉強したつもりです。また、この勉強時間が自分の自信にもなりました。よく量より質なんてことが言われますが、私は質の前に量だと強く考えます。質は量をこなしていく中でついてくるものです。私は入塾したばかりの頃は自宅学習ということに困惑していました。やはり家で勉強ということになれば当然誘惑はつきものでした。勉強と娯楽を天秤にかけたときにまだ入試本番までまだ時間あるし間に合うからいいやというマインドで娯楽を優先させてしまうタイプの人間だったので勉強の習慣を身につけ、1日に長い時間集中して勉強できるようになるまでには時間はかかりました。ですが、1週間に1度の高頻度のペースで行われる先生方との面談の中で朝起きる時間や寝る時間を決めるなど根本から生活習慣を変え、それを実践したことで徐々に勉強する習慣を身につけることができ、それを1年間続けることができました。また、直前期は誰しも勉強時間が増え、がむしゃらに勉強するものです。なので当然そこでは差がつきにくいのです。そう考えていた私は直前期に入る前までにとにかく毎日決まった時間(約16時間)は最低勉強し、かつ、同じことをし続けました。自分の場合は英文熟考をルーティン化し、とにかく毎日必ず1周するようにしました。これは佐藤先生から最初のガイダンスでやるべきだと言われていたことで自分はそのことを信じて1年間毎日英文熟考をやり続けました。そして私が選択した日本史では通史のテキストと文化史のテキストをそれぞれ2日に1周ずつこなすようにしました。日本史は自分でも相当極めたと思います。その結果、DoITで定期的に行われる学力測定テストでは殆どの回で1位をとることができ、偏差値も英社で81.3までのばすことができました。また映像授業をみたあとに必ずあるチェックテストも自分の授業の理解の確認になって良かったです。
そして速読即答というただ受け身に授業を聞くのではなく、主体的に参加し知識や理解を深めていく機会を利用できたことで少人数制ということもあって誰かがおいていかれることなく、また自分のわかったつもりをなくすことができました。
DoITに入塾する前の自分はどこか頑固で自分の考えが100%正しく、他人の意見を聞かないような人間でした。ですが、DoITに入ってからは自分の考え方、また自分自身が大きく変わり、先生方のおっしゃることはとにかく何事も1回実践してみようと思うようになり、先生方がアドバイスしてくださったことを実践するようにした結果、チェックテストや学力測定テストを含めて入試本番でも満足のいく結果を残すことができました。DoITは自分を見つめ直す良い機会になったと思います。
また、オンラインに移行になったことで、最後まで対面で他のDoIT生と顔を合わせることはありませんでしたが、定期的に行われるチェックテストや学力測定テストでの結果を通して、自分の立ち位置を随時確認することができました。自分もこの人には負けたくないなどの身近な目標を持つことができ、1年間モチベーションを維持することができました。そして何よりも、DoITの先生方は、オンラインに移行になったにもかかわらず、塾が少人数制だったこともあって、とても面倒見が良く、先生方には最後まで鼓舞していただきました。
DoITでの浪人生活はとてもハードなものでしたが、DoITに入塾していなかったら早慶合格を成し遂げられていなかったと思います。本当にお世話になりました。ありがとうこざいました。