10~11月の心構え
こんにちは!慶應義塾大学総合政策学部1年の今井です。
最近急に涼しくなってきましたね。
日吉キャンパスではイチョウ並木が、湘南藤沢キャンパス(SFC)では通称鴨池と呼ばれているガリバー池の景色が秋らしくなってきました。ちなみに、SFCでは鴨池の周りの芝生で友人と食事をしたり、話したりすることを「カモる」と言います。最近では、オンライン授業を受けるためにカモっている人もよく見かけます!
ところで、慶應義塾大学では10月からスタートした秋学期は、三田祭や年末年始の間の短期休みを除いた約13週間のカリキュラムによって構成され、秋学期が終わるとついに受験を迎えます。受験生の皆さんも、多くの人が1週間を1サイクルとして勉強をしていると思いますが、この反復トレーニングももう終盤に差し掛かっています。この認識を忘れずに勉強に取り掛かって欲しいです。
しかしながら、この時期になると受験生にとっては最後のチャンスとなる第2回の英検の結果が返ってきたり、過去問演習が始まったり、大学別の冠模試の受験があったりと今までよりも明確な結果が求められる機会が増え、受験に対するプレッシャーが高まる場面が増えます。私の場合は、過去問演習の結果が振るわないことで悩むことが多かったですね。
ただ、今回伝えたいのは目先の結果にとらわれずに積み重ねを大事にしてほしいということです!この時期に入り、今までのインプット多めの勉強からアウトプット多めの勉強にシフトすると、どうしても目先の結果に目が行きがちで復習やインプットが疎かになることがしばしばあります。受験生だった頃の私は、これに加えて早稲田大学の標準化の仕組みや、大学の合格最低点も気になって仕方ありませんでした笑。
受験勉強において、得点に対する執着は重要です。とはいえ、過去問演習をはじめとするアウトプット系の勉強をする目的は本番の試験で結果を出すことです。そのためには、1.問題を解く→2.採点する→3.復習する→1.解くの繰り返ししかありません。これを繰り返し続けることで毎回の演習の点数に対して執着心を持ちつつも、目先のテスト結果に一喜一憂するのではなく、本番に向けて点数を少しでも高めていく努力をしていきましょう!
今回は以上になります。少々硬い話になりましたが、現役時・浪人時の受験を振り返った時に重要なことであると感じたため発信させていただきました。次回は過去問ノートについてお話しできればと思います!